アフィリエイトのキーワードを意識したタイトルや本文の考え方を解説
こんにちは、株式会社フレンドマークの五十嵐です。
アフィリエイトという仕事では、記事を書くことがたくさんあります。
その中でもSEO(検索エンジン対策)を意識した記事を書くときには、どんなキーワードで検索したときに上位表示をさせたいのかを決めてから記事を書きます。いわゆるキーワード選定です。
そうして決まったキーワードを、記事のタイトルや本文に使うことで検索エンジンにアピールができます。
この記事では、アフィリエイトのキーワードを意識したタイトルや本文の考え方を解説します。
目次
アフィリエイト記事の考え方
アフィリエイトの作業のほとんどが、記事を書くという仕事です。
サイトの記事だけでなく、SNSやメルマガで情報発信をする人も増えました。SNSやメルマガの記事にもコツはありますが、サイトの場合は特に検索エンジンに評価されることが大切なので知識があると良いでしょう。
ここでは、特にサイトの記事を書くときの基本的な考え方をまとめます。
SEOとは
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で日本語では「検索エンジン最適化」と言います。つまり、検索エンジンに評価されるための対策や活動のことです。
検索エンジンに評価をされることで、検索順位が上がりアクセスが増えます。
アフィリエイトの収益を上げるためにはアクセスアップは欠かせないので、SEOの知識が必要なのです。
書く前にキーワードを決める
SEOを意識した記事を書きたいのなら、記事を書き始める前の準備が大切です。
まずは記事を書く前に「キーワード」を決めましょう。キーワードとは検索キーワードのことです。今から書く記事はどんなキーワードで検索したときに上位に表示させたいのかということを初めに決めておくのです。
こうして決まったキーワードは後ほど記事タイトルや本文の中で使っていきます。
なぜキーワードが大切なのか
検索エンジンからアクセスを集めたいのなら、方法は2つです。
一つは広告を出してアクセスを買うことですが、こちらは当然お金がかかる分だけリスクもあります。もう一つの方法は検索結果に広告ではなく検索エンジンに評価されることで上位表示してもらい、アクセスを集める方法です。こちらは検索エンジンに評価してもらうために作業が必要ですが、お金がかからずリスクはありません。
検索結果には「広告」と明記されている表示もありますが、検索エンジンが評価して自然に上位に表示されているページもあります。このように広告ではなく、検索エンジンに評価されて上位に上がっている検索結果の表示範囲を「自然検索」と言います。
つまりキーワードを意識して記事を書くことでこの自然検索に上位表示され、コストをかけずにアクセスを集められるのです。
一記事あたりの文字数
よくいただくご質問で、「サイトの記事はどのくらいの文字数を書いたら良いですか」というものがあります。
文字数があまりに短いと検索エンジンも評価のしようがないのであまり上位表示されませんが、長ければ良いという問題ではありません。
たとえば「明日の天気」という検索キーワードに対して1万文字も情報が必要かというと、そんなことはないですよね。大切なのは、キーワードを決めたらそのキーワードで検索するユーザーの意図を考え、その意図の答えとなる情報をしっかりまとめてあげることです。したがって検索意図によって正しい文字数も違うのです。
なぜ記事タイトルが大切なのか
検索結果では、あなたのサイトのトップページが表示されるよりも一つずつの記事が上位表示されることが多いです。
したがって、一つずつの記事こそどんなキーワードを意識しているのかを検索エンジンにアピールするべきなのです。
多くの人はサイト全体のタイトルにものすごくこだわりますが、そちらはむしろあまりSEOを意識しなくても良い場所なのです。
SEOのため
記事タイトルに狙っているキーワードを入れることで、検索エンジンが「どんなキーワードで上位表示をしようか」という判断をするためのヒントとしてアピールできます。
また、実際にそのキーワードで検索するユーザーのために情報をまとめた記事なら、記事タイトルにキーワードが入っていないのはむしろ不自然です。
正しく言うのであれば、上位表示がされれば必ずアクセスが来るのではなく、上位表示がされて検索結果の中からあなたの記事タイトルを見た人がクリックしたときにはじめてアクセスとしてカウントされます。ですから記事タイトルはとても大切なのです。
読まれるかどうかはタイトルしだい
あなたが検索をするときを思い出してください。
検索からサイトにたどり着く流れは、「キーワードを入れて検索をする」→「検索結果からアクセスしたいサイトや情報を選ぶ」→「アクセスする」ですよね。ですから、上位表示していれば必ずアクセスが来るわけではありません。
上位表示するためにキーワードをタイトルに入れることは大切ですが、なおかつユーザーが気になるタイトルになるように工夫が必要なのです。
サイトタイトルやブログタイトル
弊社のクライアントでも、とても気合いが入っている人ほどサイトやブログの全体のタイトルをこだわりすぎてしまう人が多いのです。
気合いが入っているのは悪いことではないし、仕事をしっかりやろうと思っていることもすばらしいです。ただし、最初の時点で考えるべきなのはサイトにアクセスを増やすことであり、そのためにはサイト自体のタイトルよりも一つずつの記事タイトルの方が大切なのです。
むしろ、サイトタイトルはあとから変えられるので、最初の時点ではあまり気にしなくて良いです。
キーワードを使うべき場所
キーワードが選べたら、実際に記事を作りますが、キーワードを入れるべき場所があります。
大きく分けて「記事タイトル」「見出しタグ」「本文」「画像のaltタグ」などにキーワードを入れると効果的です。
ただし、文章や言葉が不自然な入れ方は逆効果です。それでも記事タイトルにはキーワードのすべてを入れるべきです。検索結果から選ばれるような言葉で自然な形でキーワードを入れたタイトルを作りましょう。
記事タイトル
記事タイトルのできるだけ「左側」にキーワードを入れるというのが昔から言われるポイントです。
つまり、たとえば「アフィリエイト」というキーワードを狙っているのなら【アフィリエイトの稼ぎ方を徹底解説】というタイトルなら左側にキーワードが来ていますが、【お金を稼ぐならアフィリエイト】というタイトルなら左側には「お金」とか「稼ぐ」というキーワードが入っているので、アフィリエイトというキーワードでは強いアピールができていないと考えられるわけです。
もちろん、キーワードによってはライバルも対策が弱くて、ここまでしっかり準備をしなくても上位表示ができてしまうキーワードもあります。ただ、あとからライバルが対策してくる可能性もあるので、できるだけ記事タイトルの左側にキーワードを入れてみましょう。
見出しタグ
見出しとはまさに上の「見出しタグ」と少し大きく書いてある部分が見出しです。本で言うと「章」のような役割です。
見出しタグは「hタグ」と呼ばれるタグで設定します。
見出しにも狙っているキーワードの一部や(全部でも良い)関連キーワードを使いましょう。ただし不自然な使い方は逆効果なので、自然に入れられるところに使うという考え方が大切です。
本文
当然、本文にも狙っているキーワードを入れて書きましょう。そのキーワードについて記事を書いているのに本文で一度もキーワードが出ていないというのは逆に不自然ですよね。
狙っているキーワードは、本文のできるだけ最初のほうに使うと良いと言われています。これも、そのキーワードについてしっかり情報をまとめようと思えば自然とそうなるからです。
記事のはじめに、まず結論をまとめて伝えてあげる構成を心がけると自然とキーワードも使いやすいです。
画像のaltタグ
altタグとは画像の説明文のことです。
altタグは見落としている人が多いですが、検索エンジンはこうした裏側の情報までチェックしているのでaltタグもしっかり設定をしましょう。画像とあまりに違うのはダメですが、画像の説明として狙っているキーワードや関連キーワードを使うと効果的です。
ワードプレスの場合は、記事に追加した画像をクリックして編集ボタンを押して出てくる画面で「代替テキスト」という欄に説明文を入れればaltタグの設定は完了です。
アフィリエイト記事のタイトルの文字数
アフィリエイト記事のタイトルにはそれぞれ目安とすると良い文字数があります。
主に、SEO用の記事タイトルとメルマガの件名については文字数を考えると良いです。SNSはタイトルという考え方がないので、一行目の書き出しがタイトルの役割があります。
SEOでは検索結果で表示される文字数(32文字)、メルマガは受信ボックスで表示される文字数(15文字~20文字程度)が目安です。
SEO用の記事の場合
SEO用の記事(サイトの記事)では、検索結果に表示される文字数の範囲内でまとめることが大切です。これは32文字程度と言われています。
32文字のできるだけ先頭の方に狙っているキーワードを使いましょう。
また記事の説明文(ディスクリプション)にもキーワードを使うことを心がけましょう。
メルマガの場合
メルマガの件名(タイトル)の場合は受信ボックスで表示される文字数が目安です。最近はパソコンではなくスマホでメルマガを読んでいる人も多いので注意が必要です。スマホによって表示される件名の文字数は違うのですが、大体15文字~19文字程度なら表示されることが多いです。
また、最近のメールはあまり過激な表現やもうけ話のような言葉を使うと迷惑メールフォルダーに入りやすい傾向があります。
いわゆる「釣る」ということを狙いすぎず、健全に気になるタイトルを作れるように工夫しましょう。自分が好きなメルマガ発行者の件名の付け方などをヒントにしましょう。
アフィリエイト記事のタイトルの付け方
アフィリエイト記事のタイトルを考えるとき、特にサイトの記事タイトルは付け方に工夫が必要です。
サイトの場合は検索エンジンからの集客をメインで考えます。検索エンジン対策のことをSEOと言います。
記事タイトルの付け方しだいでSEOの効果も変わることがありますので、ポイントを覚えましょう。
キーワードを意識したタイトル
前提となる考え方は、キーワードを意識した記事タイトルにすることです。
本や雑誌のようなおしゃれなタイトルにするのではなく、「記事タイトルを見ただけで何について書かれたものか理解できるもの」にすることがポイントです。
つまり、記事を書くときにはその記事で上位表示を狙うキーワードを決め、そのキーワードを記事タイトルにも入れるということです。
できるだけ左側に出す
記事タイトルの言葉の中でも、狙っているキーワードはできるだけ左側に出すことが望ましいとSEOの業界では昔から言われています。
左側に出すとはどういうことか、例を出します。たとえば「タイトル 付け方」というキーワードを狙っているとします。
「タイトルの付け方を変えるだけでブログのアクセス数を増やせる話」というタイトルなら、「タイトル 付け方」というキーワードができるだけ左側に入っています。
「ブログのアクセス数を増やしたいならタイトルの付け方を工夫しよう」というタイトルだと、「タイトル 付け方」というキーワードがかなり右側に出てしまいますよね。これだとSEO(検索エンジン対策)としては効果が低いと言われています。
クリックしたくなるタイトル
検索エンジンの検索結果で上位表示ができても、検索ユーザーにアクセスしてもらえるとは限りません。
なぜなら正しくは、検索結果の一覧に並んだ記事タイトルなどを見てユーザーが選んだコンテンツにアクセスが集まるからです。つまり、検索結果でライバル記事よりも魅力が伝わるタイトルであることが望ましいです。
魅力が伝わるというのは、「自分が調べたい情報が書いてありそうだ」ということが伝わるという意味です。
記事タイトルのメンテナンス
Search Consoleなどを入れていると、どんなキーワードで何位に自分の記事が上がっているのかがわかります。
Search Consoleについてはこちらでも解説しています
Search Consoleで11位~20位にいるようなキーワードがあれば、そのキーワードで検索してみて実際にどの記事が上がっているのかを調べましょう。
中には、メインで狙っているキーワードとは違うキーワードで上がっている場合もあります。そのような場合には、上がっているキーワードが記事タイトルに使われているかなどをチェックしてメンテナンスをしましょう。
記事ごとに狙っているキーワードや記事のURLなどをCSV形式などで保存しておくと良いです。
見出しも大切
見出しというのは、この文章の上の「見出しも大切」とか、この文章の下の「見出し構成を作ると記事も書きやすい」といったものです。
記事の中の見出しは本でいうと「章」にあたる役割ですね。この見出しにもキーワードや関連する言葉を入れると良いです。
見出しはhタグというタグで挿入をします。検索エンジンは見出し構成もチェックしています。
見出し構成を作ると記事も書きやすい
よく、記事がなかなか書けないという人がいますが、これは見出し構成を先に考えることで解決できます。
記事の構成を考えずに「こんにちは」と書き出してしまうと、途中で「何の話をしているんだ」と方向性に迷うこともありますし、ネタが尽きることもあるでしょう。
しかし、「キーワードを決める」→「ライバルチェックをする」→「見出し構成を考える」→「記事を書く」という順番で作業をすることで、ユーザーが知りたい情報をしっかりまとめた記事が完成します。
本文でのキーワードの使い方
記事の本文でも狙っているキーワードはしっかり使いましょう。実際、狙っているキーワードについてユーザーが知りたい情報をまとめているのに、そのキーワードが本文で一度も出てこないというのは不自然です。
最低でも本文で一度は狙っているキーワードを使いましょう。できるだけ書き出しはじめで出現させると良いです。
一度だけではなく、自然な形であれば本文で何度も使って構いません。ただし、検索エンジンにアピールしたいがために不自然に使うことは逆効果です。
キーワードやタイトルの注意点
ここまで、キーワードやタイトルの考え方についてのコツを説明してきました。
最後に、コツとは違って少し知っておくと良いことをまとめます。
検索エンジンはとても頭が良いので、狙っているキーワードをむりやりアピールせずに、自然な形で使うことがポイントです。自然な形でこれまでアドバイスした工夫を取り入れてみましょう。
自然なタイトルや見出しを考えよう
タイトルには狙っているキーワードのすべてを入れる。なおかつ、できるだけ左側に配置する。さらに、クリックしたくなるタイトルにする。など、たくさんアドバイスをしてきました。
ですが、それらを守っていればどんなタイトルでも良いわけではありません。
タイトルの言葉が自然な形であることが大前提です。コツを守っていればめちゃくちゃな言葉でも良いのではなく、自然で整った言葉にまとめることが大切な前提条件です。
検索結果に表示される言葉
検索結果に表示される言葉や、記事の説明文(ディスクリプション)は、ときどき記事に設定したものと違うことがあります。
最近の検索エンジンでは、記事の内容をしっかりチェックして検索結果にふさわしい部分を検索結果に表示します。ですから記事タイトルが検索結果にそのまま表示されない場合もあるようです。
ただし、この記事で説明してきたやり方は「コンテンツSEO」といって、ユーザーのためになる情報を更新するという意味で検索エンジンと同じ方向を目指す手法ですから、どんな形で検索結果に表示されようとコツはこの記事で説明してきたものと変わりません。
より詳しくキーワードについて学ぶなら
より詳しくキーワードについて学ぶなら「キーワード革命」という教材をおすすめします。
キーワード革命はCatch the Webさんの商品です。Catch the Webさんと言えば、SEOにもとても詳しくて優良なノウハウを提供してくれることでも有名です。
キーワードはサイトの売上の8割を決めるとも言われますので、ぜひ学びましょう。
キーワード選定に役に立つツール
キーワード選定にはライバルサイトについてのデータを集めることが大切です。
たとえば、ライバルサイトがどれくらいSEOに強い状態かということや、ライバルサイトがどれほど広告などのタグを埋め込んでいるかなど、ライバルサイトをチェックすることでそのキーワードの上位表示の難易度がわかるのです。
ですから、キーワード選定のデータはツールにやらせたほうが正確ですし、自分だけの力でやるのには限界があります。「コンテンツスカウターZ」というツールが本当におすすめなのでぜひ一度詳細を読んでください。
最後に
この記事では、アフィリエイトのキーワードとタイトルの考え方をまとめました。
キーワード選定もタイトルの付け方も、アフィリエイトで稼ぐために大切な作業です。
アフィリエイトはこうした細かい工夫の積み重ねで結果が大きく変わりますから、ぜひ一つずつ取り組んでみましょう。
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