アフィリエイトのキーワードの検索数の考え方と大切なコツを解説
こんにちは、株式会社フレンドマークの五十嵐です。
アフィリエイトで稼ぎたい人は、キーワードの検索数(検索ボリューム)を調べて記事を書くかどうか判断する場合があるでしょう。
しかし、検索数よりも競合のリサーチや購買意欲が高いキーワードかどうかといった調査のほうが大切です。
この記事では、アフィリエイトのキーワードの検索数の考え方とそのほかのコツについてまとめます。
目次
Googleが評価する記事とは
Googleは、検索ユーザーが「どういうことを知りたくてそのキーワードで検索しているのか」を判断し、その答えにできるだけ近い情報を検索結果で表示します。
アフィリエイトで大切なのは、キーワードを決めてそのキーワードで検索する人が知りたい情報をしっかり記事にすることです。
検索数よりも先に調べること
キーワードの検索数が高いか低いかよりも先に、アフィリエイトをしっかりやっていくために準備するべきことがあります。
まずはサイトのジャンルをしっかり決め、そのジャンルの関連キーワードを一気にピックアップしておくと良いです。
自分がやりたいジャンルを決める
アフィリエイトはコツコツと記事を書く作業が多いです。
そのため、自分があまり興味を持てないジャンルでアフィリエイトをするのはつらいので、自分がやりたいジャンルでサイトを作るようにします。
自分が好きなジャンルややりがいを感じるジャンルについて、ASPをチェックしてアフィリエイトができる案件があるかどうかを調べましょう。
ニーズがあるジャンルかどうか
また、自分が思いつくジャンルについて、実際にインターネットで検索をしてみてください。
インターネットで検索をすれば、そのジャンルにニーズがあるかどうかがわかります。
インターネットでニーズがあるジャンルでしたら、ニッチなジャンルでも稼ぐことができます。
そのジャンルのキーワードを抜き出す
ジャンルが決まったら、検索数はとりあえず気にしなくて良いのでそのジャンルの関連キーワードを一気に抜き出します。
この抜き出したキーワードの中から、狙い目のキーワードを考えていきます。
一つずつ判断するよりも、まずは関連キーワードを抜き出して一覧にしてから判断した方がスムーズです。
アフィリエイトのキーワードの考え方
キーワードとは検索ユーザーが検索をするときに使う言葉のことで、アフィリエイトの記事を書くときにはこのキーワードを決めてから記事を書きます。
つまり、今から書く記事はどんなキーワードで検索したときに上位表示したいのかを考えて記事を書くということです。
アフィリエイトのキーワードとは
あなたも検索エンジンで検索をするときには、何か言葉を入れて検索をかけますよね。
たとえば「神奈川県 ラーメン おすすめ」といったように、検索をするときに入れる言葉のことを「キーワード」と言います。
キーワード選定が大切な理由
Googleは、「どんな人に向けてどんな内容が書かれているのか」をチェックして検索順位を決めています。
キーワードをしっかり決めることで、このGoogleの狙いと合った記事ができるのでキーワード選定はアフィリエイトで大切な作業なのです。
月間検索数(検索ボリューム)とは
月間検索数(検索ボリューム)とは、一カ月の間にそのキーワードが検索エンジンで検索された回数を示す言葉です。
基本的な考え方としては、月間検索数が多ければニーズも高いわけですがその分だけライバルも多く、月間検索数が少ないとニーズが少ない分だけライバルも少ないと考えられます。
検索数よりも大切なこと
検索数が高いからといって必ずライバルが強いわけでもないですし、検索数が少ないからといって狙い目というわけでもありません。
検索数よりも大切な考え方は、購買意欲が高いキーワードを狙うことや、ターゲットが明確になる複合キーワードから記事を書くことです。
SEOはお客様のためになる
SEOとは、検索エンジンに評価されるサイトにするための対策のことですが、SEOは検索エンジン対策としてだけでなく、お客様に役に立つサイトにする役割もあります。
あなたのサイトにアクセスしてくるお客様からしても、できるだけ自分の知りたい情報がしっかり掲載されているサイトが望ましいので、SEOは検索エンジン対策をしてあなたが稼ぐためだけでなくお客様のための活動でもあるのです。
allintitleとintitleの差は計算する
「allintitle」とは、キーワードのすべてが記事タイトルの中に入っているページのことです。
「intitle」とは、キーワードの一部が記事タイトルに入っているページのことです。
ツールを使うと、それぞれの条件に当てはまる数が取得できるのですが、この数字の差が大きいということは「キーワードの全部がタイトルに入っていなくても検索エンジンに認識されているページが多い」ということになるため、SEOで狙い目のキーワードと判断できるわけです。
allintitleやintitleの計算をするツールはこちら
見込み客の数が多いキーワード
アフィリエイトで大切なことはアクセスを集めることですが、どんなアクセスでも良い訳ではありません。
集めるべきアクセスは、あなたがアフィリエイトをしている商品の見込み客となるアクセスなので、それを意識することが大切です。
購買意欲が高いキーワードは何か
たとえば、「ラーメン まずい」というキーワードと「ラーメン おいしい」というキーワードはどちらのほうがラーメンの購買意欲が高そうでしょうか。
「ラーメン おいしい」のほうがラーメンを買ってくれる可能性が高そうですよね。
このように検索数が高いか低いかよりも、購買につながるキーワードかどうかを判断することのほうが大切なのです。
何を知りたくて検索するのか
たとえばあなたがカップラーメンの通販をしているとしましょう。
それなら「ラーメン 神奈川県 お店」と「ラーメン 自宅 おすすめ」というキーワードでは、どちらのキーワードがカップラーメンの見込み客となるでしょうか。
答えは「ラーメン 自宅 おすすめ」で、このキーワードで検索する人はお店ではなく自宅でラーメンを食べたくておすすめの商品を探している可能性が高いので、見込み客と考えられます。
このように、検索の意図を考えて、その意図が自分が提案する商品の見込み客として合っているかどうかを考えてキーワードを選ぶと良いです。
キーワードの検索数の考え方
キーワードの検索数よりも大切な考え方があるとわかってもらったところで、検索数についても基本を教えます。
よくある考え方としては、検索数が多いほど上位表示が難しく、検索数が少ないほど上位表示がしやすいというものです。
検索数が少ないとかんたん
キーワードの月間検索数が少なければ、基本的にはライバルも少なくて上位表示がかんたんなことが多いです。
ただし、キーワードの月間検索数が少なくても、自分のビジネスの見込み客が検索するキーワードではなければ記事を書く必要はないです。
検索数が少なくても記事を書くべき場合
キーワードの月間検索数が少なくても、自分がアフィリエイトをしている商品の見込み客が検索するキーワードと言えるものでしたら記事を書くべきです。
月間検索数が少なければたくさんのアクセスは見込めませんが、スモールキーワード(検索数が少ないキーワード)で上位を取ることで検索エンジンからのドメインへの評価が上がるので効果的です。
検索数が多いキーワードは難しいのか
検索数が多いキーワードは、上位表示が難しいというのが一般的な考え方です。
ただし、検索数が多くても上位表示ができることもあります。
検索数は多いのに、ライバルサイトがあまりSEOの対策をしていない(アフィリエイトやアドセンスの広告がないなど)場合なら、ビッグキーワード(検索数が多いキーワード)でも上位表示ができることがあります。
こうした大きなチャンスとなる狙い目のキーワードを「お宝キーワード」と言ったり「ブルーオーシャン」と言ったりします。
狙い目のキーワードとは
理想としては、「検索数が多くてライバルが弱いキーワード」が狙い目です。
ただし、このようなキーワードだけを狙うのではなく、スモールキーワード(検索数が少ないキーワード)でも見込み客が検索するキーワードと言えるものは記事を書いて上位を取りましょう。
複合キーワードから記事を書く
複合キーワードとは、「ラーメン 神奈川県 おすすめ」といったように、いくつかの単語の組み合わせでできているキーワードのことです。
複合キーワードになるほど検索数が減るのが基本ですが、複合キーワードから記事を書くほうが検索エンジンの評価を上げやすいです。
単語のキーワードはドメインが育ったら
まずは、三語や四語の複合キーワードから記事を書いていき、検索数の少ないスモールキーワードで少しずつ上位が取れるようになったら、あなたのサイトが検索エンジンに評価されてきたと言えます。
その状態で単語のビッグキーワードについて記事を書くと、ビッグキーワードでも上位が取れます。
購買意欲が高く競合が弱いキーワード
複合キーワードの中でも購買意欲が高いか自分がアフィリエイトをしている商品の見込み客が検索するにふさわしいキーワードで、さらにライバルが弱いキーワードを見つければ狙い目です。
このようなキーワードは手動で探すのは難しいので、ツールでデータを取ってしまうほうが早いですし正確です。
キーワードの検索数を気にする問題点
アフィリエイトのキーワードを決めるときに、検索数だけで判断するのは正しいやり方とは言えません。
検索数が多ければ難しいわけでも、検索数が少なければ狙い目なわけでもないからです。
この記事で説明したようなコツが大切だと理解してください。
見込み客が集まるとは限らない
たとえば検索数が少ないから狙い目なのかというと、それだけでは判断できません。
検索数が少なくてライバルが弱くても、そのキーワードがあなたがアフィリエイトをしている商品の見込み客が検索するキーワードとは限らないからです。
トレンドで変わることもある
サイトは、あなたの人生でずっと残る稼ぎの土台です。
なので、長い目で考えれば今の検索数がこのあともずっと続くわけではありません。
トレンドで増えることもあり、減ることもあるため、今の検索数だけでキーワードを決めるのは間違ったやり方と言えます。
キーワードの検索数より大切なこと
それではここから、キーワードの検索数より大切なアフィリエイトのコツを説明します。
検索数が多くても少なくても、次に挙げるようなことを意識してアフィリエイトをすることが大切です。
手順としては、まずライバルサイトの調査をして記事を書き、定期的なメンテナンスやSNSでの情報発信もすることがポイントです。
ライバルサイトの作り込み度合い
キーワードを決めたら、ライバルサイトもチェックしましょう。
特に、1位から10位に表示されているサイトは必ずチェックします。
ざっと見てみて、あまりにも作り込んだサイトが多ければ後回しにしても良いでしょう。
ライバルサイトの広告をチェック
ライバルサイトにアフィリエイトやアドセンスの広告があるかどうかも見ましょう。
今の時代、何かしらの広告収入を目的に作っているサイトは多いですが、もしライバルサイトが広告をやっていないサイトが多ければ狙い目のキーワードと言えるでしょう。
ライバルサイトの運営者をチェック
今の検索エンジンは「誰のサイトなのか」というポイントもチェックしていると言われています。
企業のサイトよりも個人のサイトのほうが、あなたがのサイトが高い順位に表示される可能性が高いので、狙うキーワードのライバルが誰のサイトなのかについてもチェックをしましょう。
ライバルサイトの構成もチェック
ライバルサイトの構成をチェックすることはとても大切です。
今の時点で、あなたが狙っているキーワードで1位から10位にいるライバルサイトは、その記事の構成が検索エンジンに評価されているから上位にいるわけなので、その構成をチェックしてよりわかりやすい構成で記事を書けばあなたの記事も上位表示される可能性が上がります。
記事を書くこと
ライバルの調査が終わったら、実際に記事を書きましょう。
アフィリエイトで大切なのは記事を書いて、公開することです。
初めは難しいと思うかもしれませんが、コツコツとがんばるうちに慣れてきます。
また、あなたが作った記事を増やすことで、はじめはアクセスが来なかった記事もだんだんアクセスが増えていきます。
良い記事を書こう
「めんどうくさい」と思っても、必ず良い記事を書くように心がけてください。
検索エンジンは、良い記事を評価しますので、時間がかかっても良い記事を増やすようにしましょう。
良い記事とは、そのキーワードで検索するユーザーが知りたい情報をまとめた記事のことです。
ターゲットを決めて記事を書く
記事を書く前にターゲットについてまとめると良い記事が書けます。
たとえば、そのキーワードで検索する人は何が知りたくて検索をするのか、何に悩んでいて検索しているのかについてまとめておくと良い記事ができます。
関連記事をどんどん増やす
似たキーワードであっても、関連キーワードについてどんどん記事を増やしましょう。
たとえば、「ラーメン 自宅 おすすめ」と「ラーメン 自宅 おいしい」は、途中まで同じキーワードですが、三語の複合キーワードとしては別のキーワードなので、それぞれについて記事を書くようにします。
このように関連記事を増やすことで、検索エンジンから評価が高まりアクセスが増えます。
複合キーワードを優先する
関連キーワードについて記事を増やすときに、複合キーワードから優先して記事を書いてください。
複合キーワードの方が検索数は少ないですが、その分だけ「どんな人に向けた記事なのか」がはっきりするので、よりユーザーに合った情報が書けて、検索エンジンからの評価が上がるのです。
ロングテールキーワードの強さ
ロングテールキーワードとは、ここまでに説明した「複合キーワード」のことですが、複合キーワードについてたくさん記事を書くことで、メインで狙っているキーワードのほかのキーワードからもアクセスが集まります。
たとえば「ラーメン」というキーワードをメインで狙っていても、ロングテールキーワードについてたくさん記事を書けば「インスタント食品」とか「自宅料理」とか「ひとり飯」などのキーワードからもアクセスが増えるのです。
記事のメンテナンス
サイトを作ったら、Search Consoleに登録をしましょう。
Search ConsoleはGoogleが提供しているサイトの運営者のための無料の解析ツールです。
Search Consoleに登録すれば、自分のサイトがどんなキーワードで平均で何位くらいにいるのかがわかります。
Search Consoleで11位から20位にいるキーワードの記事は少しテコ入れをすることで上位を取れる可能性があります。
Search Consoleについてはこちらでも説明しています
アフィリエイトのスケジュールを管理
アフィリエイトは同じ作業の繰り返しなので、挫折しやすいとも言えます。
それを防ぐために、どのキーワードについての記事を、いつまでに書くのかをカレンダーなどに記載して管理すると良いでしょう。
弊社のコンサルティングのクライアントも作業のスケジュールを書き出すことで、実際に売上がアップした人もたくさんいます。
SNSでも情報発信をしよう
アフィリエイトサイトは検索エンジンからのアクセスが基本ですが、最近ではSNSからのアクセスも効果的です。
あなたのサイトのジャンルについての情報発信をSNSでもやり、SNSのプロフィールなどからサイトにアクセスを集めましょう。
狙い目のキーワードを探すツール
アフィリエイトのキーワード選定は自分でやるよりもツールにやらせたほうが正確だし早いです。
キーワードに関するデータを集めることは労力をかける部分ではなく、記事を作ることに労力をかけるべきなので、キーワードに関するデータを集める作業はツールを使いましょう。
コンテンツスカウターZ
弊社でも記事を書くときに使っているツールが「コンテンツスカウターZ」です。
関連キーワードのピックアップや、allintitleやintitleの数値、ライバルサイトの広告の情報や構成など、SEOを行うために必要な情報を自動的に抜き出してくれるツールです。
Search Console
Search Consoleは、Googleが提供しているサイトの運営者のための解析ツールです。
Googleのアカウントがあれば無料で使えます。
Search Consoleに登録しておくと、サイトの検索クエリや検索順位がわかったり、検索結果からクリックされた数も見られます。
Search Consoleについてはこちらでも解説しました
最後に
この記事では、アフィリエイトのキーワードを決めるときに考えるべき検索数やそのほかの考え方について説明しました。
検索数だけをキーワード選定の基準にしている人がいるようなのですが、この記事で説明したことがポイントですので、あなたがアフィリエイトをしている商品の見込み客が集まるキーワードをしっかりと選びましょう。
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