アフィリエイトでライバルが弱いキーワードを検索するコツとツール
こんにちは、株式会社フレンドマークの五十嵐です。
アフィリエイトで稼ぐために、ライバルが弱いキーワードを選んで記事を書く必要があります。
このようなキーワードを選ぶ作業を「キーワード選定」と言います。
これから記事で狙うキーワードや、すでにある記事で補強を行うキーワードを検索するための考え方と便利なツールをご紹介します。
目次
キーワードとは
キーワードとは「検索キーワード」のことです。
ユーザーがあなたのサイトに訪問する前には、何かのキーワードで検索をかけているでしょう。
アフィリエイトでは「どのようなキーワードで上位表示をするのか」を事前に決めてから記事を書きます。
キーワード選定で売上が決まる
アフィリエイトをやっている人の中ではよく「キーワード選定で売上の8割が決まる」なんて言われます。
私の実感としても、これは正しいと思います。
どんなキーワードで上位を獲るかによって売上はかなり変わります。
キーワードの種類
ひと言で「キーワード」と言っても、もう少し細かい分け方もあります。
たとえば「副業」といったように単語だけのキーワードもあれば、「副業 アフィリエイト やり方」のようにいくつかの単語の組み合わせでできたキーワードもあります。
複数の単語の組み合わせでできたキーワードを「複合キーワード」や「ロングテール」と言います。
また、複合キーワードやロングテールのことをスモールキーワードやニッチキーワードとも言います。逆に、単語だけのキーワードは「ビッグキーワード」と呼ぶことが多いです。
スモールキーワード(ニッチキーワード)か、ビッグキーワードかは検索ボリュームで考えるのが正しいのですが、結果的には複合キーワードがスモールキーワードに当てはまることがほとんどです。
最初はスモールキーワード
キーワード選定の知識がないと、「検索ボリュームが多い方が稼げる」と考えるでしょう。
しかし、検索ボリュームの多いビッグキーワードは、その分だけライバルも多いです。ライバルが多いということはかんたんには上位表示を獲ることが難しいことでもあります。
ビッグキーワードで上位を獲るためにも、まずはスモールキーワードで確実に上位を獲っていきましょう。
キーワードを選ぶ基準
検索数を基準に考えるよりも「購買につながるキーワードかどうか」を考えましょう。
たとえば、あなたがクレジットカードのアフィリエイトをやっているとした場合、「クレジットカード ポイント おすすめ」というキーワードは明らかに購買につながりそうですよね。
たとえそれが検索数の小さいキーワードだったとしても、購買につながるキーワードなら少ないアクセスでもコンバージョン率(商品が売れる確率)は高いのです。
アフィリエイトのキーワードを選ぶコツ
購買につながるキーワードにはいくつか種類があります。
この種類を覚えておけば、あなたが取り組むジャンルのキーワードに対しても「どんなキーワードを選べば良いのか」がわかるでしょう。
一つは「情報を調べるユーザーが検索するキーワード」、次に「やり方を調べるユーザーが検索するキーワード」、そして「商品名」です。
情報
たとえば、「副業 おすすめ」「仕事 年収 ランキング」「お金持ち 仕事 種類」など、そのジャンルの情報を調べるユーザーが検索しそうなキーワードは購買につながります。
情報を調べているということは、そのジャンルについてニーズを持っているということですからね。
ただ、「副業 失敗 理由」とか「仕事 やめる人 掲示板」とか「お金持ち 一般人 無理」とか、あきらかに商品のターゲットとは違うネガティブな情報を調べる意図のあるキーワードは購買にはつながりません。
やり方
「副業 始め方」「仕事 転職 手続き」「お金持ち 資産 つくり方」など、やり方を調べるユーザーが検索しそうなキーワードも購買につながります。
情報に関するキーワードと同じように、興味があるからやり方を調べていたり、自分に問題意識があるから調べていると考えられるからです。
商品というのはお客様の悩みを解決するためのものなので、あなたがアフィリエイトをしたい商品がどんな悩みを解決する商品なのかを書き出しておくと、キーワード選定もやりやすいですよ。
商品名
商品名をそのままキーワードにしても良いでしょう。
この場合は、商品名をキーワードに設定する記事はいわゆるレビュー記事です。商品を紹介するためのページですね。
商品名で検索する人はすでに商品を知っていて興味があるため、購買につながります。
商品からメインキーワードを考える
実際にキーワード選定をするために、まずはサイトでアフィリエイトをする商品を決めましょう。
商品はASPから探します。
また、自分がアフィリエイトをしたい商品が見つかったら、その商品の販売ページを読んで、どんなターゲットに向けた商品なのかを書き出します。
そこから、メインキーワードを決めましょう。実際に一つずつの記事で狙うキーワードは、このメインキーワードの関連キーワードです。
キーワードを検索する方法
選定するキーワードの候補を検索する方法は2つあります。
一つはツールにまかせてしまう方法です。これがおすすめです。
もう一つ、検索エンジンの検索結果の下などに出る関連キーワードを自分で抜き出す方法もあります。
ツールにまかせるのがおすすめ
ただ、キーワードの候補を自分の力で抜き出すのはかなり大変です。
メインキーワードの関連キーワードをたくさん抜き出すほど狙い目のキーワードが選べます。
また狙い目のキーワードを選ぶためにも、関連キーワードそれぞれのライバルのデータも集めるべきなので、これはツールにやらせるのが正解です。
allintitleとintitleの数値を見る
上でご紹介したツールでキーワードを検索して解析すると、ライバルサイトに関するデータが集まります。
その中に「allintitle」という数値と「intitle」という数値があります。「allintitle」とはキーワードのすべてが記事タイトルに入っていることで、「intitle」とはキーワードの一部が記事タイトルに入っていることです。
先程のツールにおいては、これらのライバルサイトの数を抜き出せます。この数値の差が大きいということは、「キーワードを全部入れていないのに検索エンジンにそのキーワードで認識されているサイトが多い」ということです。
つまり、それは狙い目のキーワードなので、そうしたキーワードが購買につながりそうなら記事を書きましょう。
ライバルの見出し構成をチェック
記事を書く前に絶対に準備するべきことが2つあります。
一つは、その記事で上位表示を狙うキーワード。もう一つは「見出し構成」です。
見出し構成は自分の頭で考えるのではなく、実際に上位表示(1位から10位まで)を獲っているライバルサイトの見出し構成をヒントにすると良いです。その見出し構成は検索エンジンに評価を受けやすい構成だからです。
コツコツと記事を増やそう
こうしたキーワード選定と記事の準備をしてから記事を書くという作業をくり返します。
たしかに根気のいる作業ですが、この方法で一度アクセスが集まると安定してアフィリエイト報酬が発生するので、最初ががんばりどころです。
はじめのうちはアフィリエイト報酬を気にするよりも、自分が良い記事を書けていることを楽しみに続けると良いでしょう。
キーワードリストを作る
私の場合は、スプレッドシートに「キーワード」「記事のURL」「記事で紹介したアフィリエイト案件」をまとめています。
このようなキーワードリストを作っておくと、あとでサイトのメンテナンスがやりやすいです。
たとえば「このキーワードは、もう記事があるかな」と調べたり、「このキーワードの記事のURLはどれだろう」ということを調べるときに、今ご紹介したようなキーワードリストがあればすぐに検索ができますよね。
検索エンジンからキーワードを見つける
どうしてもツールが使えない人は、検索エンジンから関連キーワードを見つける方法もあります。
たとえばあなたのサイトのメインキーワードが「副業」である場合、上の図のように検索エンジンで検索をしてみると、下部に関連キーワードが表示されます。
またその関連キーワードで検索をしなおすと、そのまた関連キーワードも表示されるので、このやり方でピックアップすることも可能です。
検索ボリュームの考え方
理想のお宝キーワードというのは「ライバルが少なく、なおかつ検索ボリュームが多いキーワード」です。
たくさん検索されるキーワードなのに、上位表示が獲りやすいキーワードがあれば、それはもちろん狙い目です。
ただし、そうしたキーワードは決して多くありません。
一方で、検索ボリュームが少なくても、この記事で解説してきたように「購買につながるキーワード」なら少ないアクセスでも商品のコンバージョン率(売れる確率)は高いので、検索ボリュームが少ないキーワードを除外するのは間違いです。
記事を書く前にキーワードを選ぼう
キーワード選定をするタイミングは、記事を書く前です。
メインキーワードの関連キーワードの中から購買につながるキーワードを選定して、その一つずつに対して記事を増やします。
そのためにもメインキーワードの関連キーワードははじめにツールなどで検索をしておいたほうが良いです。
なぜキーワード選定が大切なのか
なぜここまでキーワード選定にこだわるかというと、理由は2つあります。
1つは、キーワード選定をせずに記事を書いてもアクセスが増えないからです。
もう1つは、キーワード選定をすることで記事の趣旨が明確にできることです。検索エンジンも「どういうターゲットに向けた情報なのか」がはっきりとした記事を評価します。
キーワード選定をすると記事が書ける
しっかりとキーワード選定をして、ライバルサイトをヒントに見出し構成まで決めておくと自然と良い記事が書けます。
記事が書けない人の多くは、キーワード選定やライバルチェックをせずに、何となく記事の文章を書こうとします。
しかしそれは間違いで、SEO(検索エンジン対策)の記事の書き方とは、文章を書く前の準備にコツがあるのです。
検索意図を考えよう
良い記事の書き方を知ってもらうために、もう一つ記事を書く前に準備してほしいことがあります。
それが「検索意図は何か」を書き出すことです。
検索意図とは「ユーザーはなぜ、そのキーワードで検索をするのか」という考え方で、検索エンジンはこの検索意図の答えとなる情報を検索結果で表示します。つまり、検索意図を明確にしてその答えとなる記事を作れば、検索エンジンに評価をされるのです。
補強するキーワードを検索する
一度書いた記事でも、少し時間がたったときに補強をするとさらに上位に表示されるチャンスがあります。
そのようなメンテナンスの対象となるキーワードを検索するためにおすすめのツールがあります。
Googleがサイトの運営者に向けて公式に出している「Search Console」というツールです。
Search Console
Search Consoleは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールの一つです。
どのようなキーワードからアクセスが来ているのか、またその平均の検索順位などを調べられます。
Search Consoleで11位から20位を獲っているキーワードは、その記事を補強するとさらに上位に上がる可能性が高いです。
Google Analytics
もう一つ、Google Analyticsというアクセス解析ツールも入れておくと良いでしょう。
Google Analyticsは、ユーザーの動向やPV数が測定できるツールです。
こちらもGoogleのアカウントがあれば無料で使えます。
最後に
この記事では、アフィリエイトで稼ぐために、これから記事を書く場合のキーワードの候補や、補強する記事のキーワードの候補を検索する方法を解説しました。
Search Consoleなどの無料ツールはリスクがないため、ぜひお使いください。
新規の記事で狙うキーワードの候補を調べるときにもツールに検索させるのがおすすめです。
【PR】チェックシート無料プレゼント
弊社は、自由なライフスタイルを手にしてもらうための成功戦略についてコンサルティングを提供しています。
株式会社を経営し1億円を売り上げる五十嵐が、インターネット集客のポイントをまとめた「マーケティング完全シート」や「動画講座」をプレゼントしています。
最新事例などを、LINE+メールマガジンでお伝えしていますので、どうぞ無料プレゼントをお受け取りください。