アフィリエイトでSEOに強い記事を書く手順やキーワード選定のコツ
こんにちは、株式会社フレンドマークの五十嵐です。
アフィリエイトというビジネスでは、記事を書くことが何よりも大切です。
記事を書いてアクセスを集めることで、サイトで紹介している商品が売れてアフィリエイト報酬が発生します。
記事を書くときには、キーワード選定をして記事のターゲットを明確にしてから記事を書きます。
今回は、検索エンジンに評価をされて上位表示できる記事の書き方とキーワード選定のポイントを解説します。
目次
アフィリエイトの全体像
アフィリエイトは個人でもできるインターネットビジネス、あるいは副業としてとても有名です。
インターネット環境とパソコンやスマホがあれば取り組めますし、固定費がほとんどかからないので人気のお仕事です。
アフィリエイトとはひと言でいえば、インターネットを使って行う成果報酬型の広告業です。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、サイトやブログやメールマガジンで広告を掲載し、そこから商品が売れた場合に報酬がもらえるビジネスです。
アフィリエイトを始めるにはASPというサービスに登録をして、ASPから自分のメディアで紹介したい商品の広告タグを取り出します。
あとは、自分のメディアにアクセスを集めつつ、自分の広告タグから商品が売れるようにすると報酬が発生するという仕組みです。
検索エンジンからの集客が良い理由
アクセスを集める方法はいくつかあります。SNSからの集客、広告を使った集客などもありますが、検索エンジンからの集客は特に大切です。
SNSや広告というのは「何となく見て興味を持った人」が多いです。これを認知層と言います。
これに対して検索エンジンで検索をしてサイトに訪問してくれる人は、何か悩みや調べたいことがあってそれを自覚しているから検索しているわけです。このような層を顕在層と言います。
したがって、検索エンジンからの集客はすでに問題意識がありそれを解決したい人のアクセスであるため、商品が売れる確率(コンバージョン率)もとても高いのです。
キーワードとは
アフィリエイトを勉強していると、よく「キーワード」という言葉が出てきます。この記事にもたくさん使います。
そもそもキーワードとは検索キーワードのことで、検索エンジンで検索をするときに検索バーに打ち込む言葉のことです。
アフィリエイトで記事を書くときには「どんなキーワードで検索をする人のための記事なのか」ということを明確にすることがポイントです。
キーワード選定とは
このようなキーワードを選ぶ作業を「キーワード選定」と言います。
サイトにアクセスを集める効果的な方法として、検索エンジンからの集客が見逃せないと説明しました。
そのためにも「どんなキーワードで検索をしたときに自分の記事を上位表示させたいのか」をしっかり選ぶ必要があります。
SEOとは
アフィリエイトを学ぶ中で「SEO」という言葉もよく見ると思います。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
かんたんに言うなら、検索エンジンに評価されて狙ったキーワードで上位表示されるサイトにするための対策や活動のことをSEOと言います。
まずは商品を決めてターゲットを明確に
何はともあれ、記事を書いたりキーワードを決める前に、あなたのアフィリエイトサイトで紹介をする商品をASPから選びましょう。
商品が決まっていないと、「どんなターゲットに向けてサイトを作るのか」があやふやなままです。
アフィリエイトやマーケティングで大切なことはターゲットを明確にすることです。ターゲットが明確なら、どんなメッセージを出せば良いかも決めやすいからです。
キーワードリサーチの前にやるべきこと
キーワード選定(キーワードリサーチ)の前にやるべきことが2つあります。
1つはここまでに説明したように、ASPから商品を選ぶことです。自分のメディアで紹介したい商品を決めましょう。
2つ目は、その商品の強みやジャンルから判断して、サイトのジャンルを決めることです。
この2つの作業は順番が逆の場合もあります。自分がやりたいジャンルを先に決めて、そのジャンルの商品をASPから探しても良いです。
アフィリエイトのキーワード選定
アフィリエイトのキーワード選定のポイントを説明します。
まずは、メインキーワードを決めておくと良いです。ライバルの強さなどはこの時点では考えずにメインキーワードを決めておくと次の作業がやりやすいです。
主なキーワードの候補としては「商品名」「メインキーワードの関連キーワード」があります。その中でも「購買につながるキーワードを選ぶ」ということや「キーワードずらし」という考え方を知っておくと良いでしょう。
商品名
まず、商品を売る記事(いわゆるアフィリエイト記事やレビュー記事)を作りましょう。
アフィリエイトを仕掛ける記事の場合、狙うキーワードは商品名とすることが多いです。
商品名で検索する人はすでに商品に興味を持っているため、コンバージョン率(アクセスに対して商品が売れる確率)が高く、少ないアクセス数のうちから商品が売れることがあります。
関連キーワード
メインキーワードを決めて、その関連キーワードをたくさんピックアップしましょう。
メインキーワードとしてあなたが考えたものは、おそらくビッグキーワードと言ってライバルがとても強いキーワードだと思います。
ですが、関連キーワードならライバルが弱くなることがあるので、まずは関連キーワードを選んで記事を書きます。
購買につながるキーワード
関連キーワードの中でも、あなたがサイトで紹介している商品が売れやすいキーワードと、そうではないキーワードがあります。
たとえば「パーソナルトレーニングジム」をアフィリエイトしている場合、「ダイエット 成功 やり方」というキーワードならコンバージョン(商品が売れること)につながりそうですよね。しかし「ダイエット 無理」というキーワードならどうでしょう。「ダイエット 無理」と検索している人は、ダイエットの意欲がなさそうですね。
このように関連キーワードの中には、商品の購入につながりそうもないキーワードがあるので、それらは除外して良いです。
キーワードずらし
アフィリエイトをしている人の中では「キーワードずらし」という言葉があります。
先ほど説明したように、キーワードによってはライバルがとても強力なものがあります。
ただし諦める必要はなく、同じジャンルのキーワードでも「キーワードずらし」をするとライバルが一気に減るケースがあるのです。
アフィリエイトの記事とキーワード
ここまでキーワードについて解説をしてきました。
それでは、アフィリエイトの記事とキーワードにはどのような関係があるのでしょうか。
先に結論を言うと、メインキーワードから関連キーワードをピックアップして、その中から購買につながるキーワードを選びます。そうして選んだキーワード一つずつに対して記事を書いていくのです。
記事にアクセスが集まる仕組み
検索結果にはあなたが書いたサイトの記事がそれぞれ特定のキーワードで表示されます。
検索エンジンとしては「キーワードで検索をする人の意図に対するできるだけ正確な答えを表示したい」わけです。
ですから特定のキーワードに対して、「そのキーワードで検索する人は何が知りたいのか」を考えて記事を書くと、その記事が検索結果の上位に表示されアクセスが集まるのです。
記事を書く前にキーワードを選定する
したがって、記事を書く前には必ず「今から書く記事は、どんなキーワードで上位表示を狙うのか」をしっかり決めましょう。
キーワードを決めずに記事を書くことには2つの問題点があります。
1つは、キーワードを決めていないと趣旨がブレることです。そしてもう1つは、そのような記事は検索エンジンにも評価をされずアクセスが集まらないということです。
1記事に対して1つのキーワードを設定
サイト全体で狙っているメインのキーワードがあると思いますが、その関連キーワード1つずつに対して記事を書きましょう。
たとえばサイト全体で「副業」というキーワードを狙っているとして、その関連キーワードに「副業 おすすめ」とか「副業 始め方」などがあるなら、それぞれ記事を書くのです。
また、「副業 おすすめ」と「副業 選び方」は、どちらも趣旨が同じようなキーワードに見えますが、検索エンジンから見れば別のキーワードなのでそれぞれ記事を書いたほうが良いです。
検索ボリュームで判断しなくて良い理由
「そもそも検索ボリュームが大きいキーワードじゃないと、上位表示ができてもアクセスが来ないのでは」と考える人もいるでしょう。
それは一部正解なのですが、大切なポイントが抜けています。
検索ボリュームが大きいキーワードはビッグキーワードと言います。ビッグキーワードで上位表示ができるためには、検索ボリュームの比較的少ないスモールキーワードで上位表示ができている記事を増やすことから始める必要があるのです。
キーワードを探すならこのツール
弊社でも実際に使っているキーワード選定やSEOに役に立つツールがあります。
キーワードの候補をピックアップしたり、各キーワードのライバルのデータを集めるのは自分でやろうとすると大変です。
ツールを使ったほうが早い上に正確でたくさんのデータが取れますので、できるだけツールを使いましょう。
自分でキーワードを予測しない
「キーワードずらし」などの考え方からある程度はキーワードの候補を広げられます。
ただしそれには限界があるので、ツールで一気に候補を集めて、その中から判断することが近道です。
アフィリエイトの仕事はデータ分析が大切なのですが、そもそもデータが集まらないと分析できないため、ツールを使うことがおすすめです。
まずはメインキーワードを決める
先ほどご紹介した「コンテンツスカウターZ」を使うとしても、メインキーワードを決めておく必要はあります。
メインキーワードは、商品やジャンルから判断して良いです。
特に最初のうちは、実際に上位表示を狙うキーワードは関連キーワードなので、メインキーワードにライバルが多いかどうかは判断しなくても良いです。
キーワードリストを作ろう
コンテンツスカウターZを使うと、関連キーワードなどもCSV形式で保存できます。
私の場合は、その中から自分のサイトで実際に狙うキーワードの候補をスプレッドシートにまとめています。
「キーワード」「記事のURL」「記事で紹介している案件」などをスプレッドシートにまとめておくと、あとで記事をメンテナンスするときなどに便利です。
購買につながるキーワードだけで良い
この記事でも解説しましたが、関連キーワードすべてに対して記事を書く必要はありません。
関連キーワードの中には、商品の見込み客が検索するとは思えないキーワードもあります。
そうしたキーワードは除外して問題ありません。
1語・2語・3語どれが良いのか
特に関連キーワードとなると、「副業 おすすめ ランキング」などのように、いくつかの単語が組み合わさったものが多いです。
最初は3語の複合キーワードを中心に記事を書くと良いです。
単語の数が多いほど、よりターゲットが明確なキーワードですよね。もちろん、ターゲットをしぼりこむほど検索数そのものは減りますが、その分だけライバルも少ないですし、検索エンジンもターゲットが明確な記事を評価するので、最初は小さな評価を集めるためにも3語→2語→1語の順番に狙いましょう。
ロングテール(複合キーワード)の強み
複合キーワードは一つずつは検索数が少ないため、上位表示をしても大きなアクセスは期待できません。
ただし、複合キーワードで上位表示を増やしていくと、検索エンジンからのサイトの評価(ドメイン評価)が上がり、それまでアクセスが来ていなかった記事からもアクセスが増え始めます。
SEO(検索エンジン対策)でうまくいっている人は複合キーワード(ロングテール)をしっかり狙って上位表示をしています。
アフィリエイトの記事を書く手順
それではここから、アフィリエイトの記事を書く手順を説明します。
選んだキーワードに対して、実際にどのように記事を書けば良いのかを知ってください。
記事を書くときに、いきなり文章を書き始めてしまうのではなく、その前に「どんな記事にするのか」という全体像を作り上げるとらくです。
記事で狙うキーワードを決める
まずはここまでに説明したように、記事で狙うキーワードを決めましょう。
サイトのメインキーワードを決め、そのメインキーワードの関連キーワードを抜き出します。その中から購買につながる複合キーワード(ロングテール)を選んでキーワードにします。
一つの記事に対して、狙うキーワードは一つです。
検索の意図を考える
次に、狙うキーワードの「検索の意図」を考えましょう。ユーザーが検索するときには、必ず「意図」があります。
つまり、「なぜ、そのキーワードで検索をするのか」「何が知りたいのか」を考えるということです。
たとえば、「副業 おすすめ」と調べる人は「副業を始めたいな。何がおすすめだろう。」ということが知りたいはずだと想定できますよね。
「なぜ」という質問をしよう
より具体的に検索の意図を考えたり、記事の構成やターゲットを決めるために、「なぜだろう」という質問を繰り返しましょう。
「そのキーワードで調べる人は、なぜ調べるんだろう」→「なぜ、その悩みがあるんだろう」→「なぜ、その状況になったのだろう」とくり返すと、より具体的にターゲットやターゲットの悩みが見えてきます。
こうした作業は頭で考えるのではなく、必ず書き出すことが大切です。
ターゲットを明確にする
ここまでの作業をしっかりやれば、かなり具体的にターゲットが見えているはずです。
そうしたら、そのターゲットがどんな人なのかを整理して書いておきます。
ターゲットについてできるだけ具体的に書き出すというのは「ペルソナを設定する」という作業で、コピーライティングでとても大切な仕事の一つです。
SEOに強い記事とは
SEOとは検索エンジン対策のことですが、そのためにも検索エンジンがどんな記事を評価するかを知ってください。
検索エンジンがやろうとしていることは「検索ユーザーの検索の意図に対して、できるだけ検索を終えられる答えを検索結果で返す」ということです。
つまり、ここまでに説明したように検索ユーザーの意図を考え、ターゲットを明確にして、その悩みに対する答えをしっかり網羅した記事を作れば検索エンジンに評価される記事ができます。
上級者でも見出し構成から決める
「じゃあ、さっそく記事を書こう」という意気込みは良いのですが、まだ早いです。
上級者でもいきなり文章を書かずに、まずは見出し構成から決めます。
最初に構成を整えたほうが、まとまりがあり趣旨が伝わりやすい記事が完成します。
ニッチキーワードに対しても記事を書く
記事の書き方としてはここまでに説明したとおりですが、記事をたくさん書いていると「複合キーワード(ニッチキーワード)を狙ってもあまりアクセスが増えないな」と感じると思います。
しかしニッチキーワードで上位表示を増やしていくと、ドメイン評価が高まってそれまでアクセスが来ていなかった記事にもアクセスが増え始めます。
そしてやがてビッグキーワードでも上位が獲れます。
アフィリエイトはコツコツと記事を書く
アフィリエイトの報酬や、サイトのアクセス数はおもしろい伸び方をします。
というのも、「1カ月がんばったんだから、これくらい増えるだろう」というものではなく、最初はほとんどアクセスが増えず、それでも続けていくとある時から一気にアクセスが来るようになる。そんな成長曲線を描きます。
目安としては、良質な記事を100記事から150記事にすると、アクセスがとても増えるという人が多いです。今は「大変だな」と思うかもしれませんが、そこまでの間にも少ないアクセス数でも商品は売れることがあるので、コツコツとがんばりましょう。
SEOに強い記事の仕上げ方
記事の本文が完成したら、仕上げをします。
私の場合は、キーワードや構成やターゲットを決めて、本文をとりあえず書いてしまったあと、細かい編集をします。
仕上げ作業でチェックするのは「タイトル」「見出し」「文章のわかりやすさ」「画像」です。
タイトルや見出しにキーワードを入れる
記事タイトルや本文の中の見出しには、狙っているキーワードを入れましょう。
タイトルと本文には最低でも1回はキーワードを使います。
見出しのすべてにキーワードを入れる必要はありませんが、自然な形で使うようにしてください。
小学生から中学生でもわかる言葉で書く
「良い文章」というと、難しい言葉で書こうとする人がいますが、それは間違いです。
検索エンジンとしても、ユーザーが見やすい記事を評価しますので、実は言葉はかんたんなものが良いです。
具体的には10歳から15歳の人でも理解できるくらいの言葉が良いと言われています。
記事に画像も入れよう
文字だけが並んでいる記事は見づらいですよね。
検索エンジンは「ユーザーが見やすい記事」を評価する傾向があります。
画像や文字装飾を適切に使いましょう。ただし、画像を入れすぎてページの表示速度が遅くなることは避けてください。
SEOに強い記事を増やすための無料ツール
SEOでアクセスを集めるための記事は、一度書いたらそれで終わりということではなく、むしろ「育てる」という感覚を持ってください。
一度書いた記事についても定期的にメンテナンスをすると、より高い順位で表示されます。
そこで、どの記事にメンテナンスを入れるのかを判断するために、Googleが公開している2つの無料ツールをご紹介します。
Google Analytics
Google AnalyticsはPV(ページが閲覧された数)やユーザーの動向がわかるアクセス解析ツールです。
Googleのアカウントがあれば無料で使えます。
Analyticsを見て、メンテナンスを入れる記事を判断しても良いでしょう。
Search Console
Google Analyticsと合わせて、特に使えるのがSearch Consoleです。
こちらもGoogleが提供している無料のツールです。
Search Consoleでは検索クエリや平均の順位がわかります。特に11位から20位にいる記事は、そのキーワードに対してよりユーザーに役に立つ記事になるようメンテナンスをすると順位が上がりやすいです。
最後に
この記事では、アフィリエイトやインターネット集客に使える記事の書き方やキーワード選定のポイントを説明しました。
キーワードを選んだり、記事を書いたり、単調でコツコツとした作業が多いです。
ただし、積み上げれば何もしていなくても売上が勝手に発生します。自分との戦いですが、コツコツと継続しましょう。
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