アフィリエイトでコンバージョン率が大切な理由と具体的な対策の方法
こんにちは、株式会社フレンドマークの五十嵐です。
アフィリエイトの収益をさらに上げるために、コンバージョン率を上げる工夫はとても大切です。
コンバージョン率とは、アクセスに対して商品が売れる確率のことです。
コンバージョン率が上がれば、同じアクセス数でも、より高い確率で商品が売れるので売上が増えます。
目次
アフィリエイトでコンバージョン率は大切
アフィリエイトで報酬をさらに増やそうと思ったとき、ほとんどの人が考えることは「もっとアクセスを増やそう」ということだと思います。
ですが、アクセスを増やすよりもコンバージョン率を上げた方がかんたんに報酬を増やせる場合もあります。
コンバージョン率とは、アクセスに対して商品が売れる確率ですから、すでにある程度のアクセスがあって報酬が出ているのなら、コンバージョン率を上げる工夫をまずやることが大切なのです。
なぜ商品の説明だけでは足りないのか
アフィリエイトサイトでは、広告をしている商品の説明をたくさんしていると思います。
ですが、商品の説明だけではコンバージョン率は低いままであることが多いです。
その理由は、「ユーザーが知りたいのは商品の説明ではないから」です。
ユーザーの悩みは何か
ほとんどの商品に当てはまることですが、商品が売れる理由というのはユーザーがその商品を手にすると自分の悩み(またはニーズ)が解決できそうだと感じるからです。つまり、これを訴求できるかどうかがコンバージョン率に大きな影響を与えます。
ですから、商品の内容や性能の説明に入る前に、ユーザーの悩みについてアプローチする必要があります。
よく集客用のLPやアフィリエイトサイトのレビューページでも、ヘッダーの下に「こんな悩みはありませんか?」と書いてあるのは、このためです。
広告のターゲットを正しく理解する
アフィリエイトサイトで獲得したいユーザーと、実際にアフィリエイトをしている商品のユーザーはマッチしていますか?
売りたい商品のターゲットと、集客しているユーザー層にズレがあればコンバージョン率は下がります。
アフィリエイトの場合は、事前に販売ページをしっかりと読み、「どんなターゲットに向けた商品なのか」を細かく分析しましょう。
市場調査をする
広告のターゲットの分析をしたら、市場調査もしましょう。
そうしたターゲットが市場の中でどのような商品を手にしているか。どのような悩みがあるのか。他の商品にどのような不満があるのか。
こうしたことが細かくわかるほど、アフィリエイトをしている商品の強みをユーザーの目線から打ち出しやすいのです。
アクセスを集めるキーワードの種類
ここでアフィリエイトサイトにアクセスを集めるキーワードの種類について考えましょう。
どのようなキーワードを選定するかでコンバージョン率が変わります。
ただし、キーワードには「アクセスを集めるためのキーワード」と「商品を売るためのキーワード」があるので、それぞれ役割が違います。
一般キーワード
一般キーワードとは、商品名ではなく悩みや検索意図から考えられるキーワードを指します。
たとえば「アフィリエイト コンバージョン率」などは一般キーワードです。
一般キーワードはサイトにアクセスを集めるために必要です。商品のターゲットが検索をするキーワーを狙いましょう。
ジャンルキーワード
ジャンルキーワードとは、そのカテゴリーを検索キーワードと考える場合です。
たとえば「アフィリエイトでコンバージョン率を上げたい人」に向けてのジャンルキーワードは「アフィリエイト」や「マーケティング」や「アクセスアップ」などです。
ジャンルキーワードは少しターゲットが広いので、複合キーワードとしていくつかの記事を作っていくことをおすすめします。
商標キーワード
アフィリエイトサイトの中でもっともコンバージョン率が高いことが多いのが商標キーワードです。
商標キーワードとは、商品名などをそのまま上位表示を狙う検索キーワードとして考えることです。
商標キーワードで検索をする人は、すでに商品について知っていて検索をしているので、購入するつもりで検索している可能性が高いわけですから、自然とコンバージョン率が高くなるのです。
キーワードごとのコンバージョン率の目標
アフィリエイトのコンバージョン率は、上位表示をしている検索キーワードや実際にアクセスを集めている検索キーワードによって変わります。
当然ですが、あまり商品に関係しないキーワードで検索をしたユーザーは商品を買う確率は低いですし、商品名などで検索をするユーザーは商品を買う確率が高いです。
一般キーワードでアクセスを増やしながら、商品を売るための記事(商標キーワードで書いた記事)にアクセスを誘導しましょう。
商標キーワードなら10%
あくまで目安ですが、商標キーワードからのコンバージョン率の目標は10%です。
もともと商品名などで検索をする人は、その商品をすでに知っているということですから、アクセスをしてくれれば買ってくれる確率が高いのです。
商標キーワードは広告が出ていたり、ライバルが多いこともありますが、案件によってはライバルが少ない場合や弱い場合もあるのでアフィリエイトをする案件の選定もとても大切です。ASPでチェックをしましょう。
一般キーワードなら1%
一般キーワードからのコンバージョン率の目標は1%です。
一般キーワードで検索をする人は、商品についてまだ知らないことも多く、購買意欲よりも悩みを解決したい意欲の方が強いです。
ですから、まずはその検索意図の答えを記事で提案してあげて、具体的な解決の手段として商品を提案してあげるとコンバージョン率が上がります。
コンバージョン率が下がる理由
アフィリエイトサイトを運営している人で「最近、コンバージョン率が下がっているな」と悩んでいる人もいるかもしれません。
今まで高いコンバージョン率だったサイトでも、あるときからコンバージョン率が下がる可能性もあります。
その理由を知っておくと対策ができます。
季節の問題
特定の季節に特に売れる商品をアフィリエイトの案件として扱っている場合には、季節によって売れたり売れなかったりするのは当然です。
たとえばチョコレートのアフィリエイトをしていたら、冬はコンバージョン率が高いはずです。ハロウィン、クリスマス、バレンタインデーなどがあるからです。
ただ、チョコレートのような商品の場合には「誕生日のギフト」や「子どもへのご褒美」という提案にすると一年をとおしてコンバージョン率が安定する可能性もあります。
市場の変化
同じ市場でも、時代が進めばニーズや価値観が変わります。
ですから、それまではコンバージョン率が高くても、時間が経過するとコンバージョン率が下がる場合もあります。
コンバージョン率が下がったら、市場のニーズなどを調査し直してみましょう。
競合他社の方が売れている
今までは業界ナンバーワンだった商品でも、競合他社にさらに優れた商品が登場すればコンバージョン率は下がります。
特に、より優れた商品が広告やCMを使って認知度を上げているときは、目に見えてコンバージョン率が下がります。
ただし、アフィリエイトの場合は商品を切り替えられますので、売れる商品をASPから選び直しましょう。
広告が出ている
あなたが検索エンジンで上位表示を狙っている検索キーワードで、実際に検索エンジンで検索をしてみてください。
もし検索結果の上部に広告が出ている場合は、アクセス数やコンバージョン率が下がることが多いです。
やはり検索結果は上位に表示されている方が有利ですので、そうしたキーワードは避けましょう。
ターゲットを広く考えすぎている
ターゲットを広く考えた方がアクセスが増えると考えている人もいますが、実は違います。
たしかにそうしたキーワードで上位表示ができればアクセス自体は増えますが、そこからのコンバージョン率を考えるとそれは低いはずです。
コンバージョン率を上げるには、商品のターゲットを細かく分析して考えた方が賢明です。
SEO対策が最適化されていない
SEOとはSerch Engine Optimizationの略で日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
つまり、上位表示をしたいキーワードについて実際に検索結果で上位表示できるように行う対策のことを指します。
このSEOの仕組みはたびたび変わるので、最新情報もチェックをしながら最適化をしましょう。
もう、その商品が衰退期に入っている
一つの商品には「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」という成長の過程があります。
ですから、今まで売れていた商品でも、時間が経過すれば衰退期に入り、コンバージョン率が下がっても自然なことなのです。
その場合には、アフィリエイトをする商品を同じカテゴリーから再度、選定し直しましょう。
最後に
アフィリエイトの報酬が出始めたら、そのあとはサイトからの報酬をより伸ばそうと考えますよね。
そのときにまずやるべきことは、コンバージョン率を上げる工夫をすることです。
ユーザーの視点に立ち、悩みを解決するための商品があると説明をしていけば、よりコンバージョン率は上がるでしょう。
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